信販大手5社の平成19年3月期連結決算が18日、出そろった。貸金業規制法改正による上限金利見直しに伴う引当金の大幅積み増しなどから、全社が営業減益となり、3社は最終損益が赤字に陥った。
最終損益ベースで最大の4613億円の赤字を出したのは、オリエントコーポレーション。みずほフィナンシャルグループの連結対象会社化を視野に、クレジット事業などの与信を厳格化し、貸倒引当金約1763億円を積み増したことなどが響いた。
半面、セントラルファイナンスは18年3月期に貸倒引当金をいち早く積み増していたほか、株式売却などの結果、最終利益では増益を確保した。
相次ぐ法改正でビジネスモデルの見直しを迫られている信販業界は大幅な人員削減のほか、金融グループとの連係を強化するなど、収益向上策の推進を迫られている。
(産経新聞)
