三菱東京UFJ銀行は21日、信販大手のジャックスへの出資比率を引き上げて傘下に収めると正式発表した。約4.7%の比率を20%程度まで高めて持ち分法適用会社にする。合わせて三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の三菱UFJニコスの信販部門をジャックスに譲渡し、事業を統合する。
三菱UFJ銀、三菱UFJニコス、ジャックスの3社は9月末までに出資比率や事業譲渡など基本合意し、今年度中に再編を完了させる。三菱UFJグループは分散していた経営資源を集約して効率化し、個人向けノンバンク事業を強化する。
三菱UFJニコスは会社分割方式によって信販部門の加盟店網や営業債権を切り離し、ジャックスに譲渡する。両社で重複している営業拠点もジャックス側に統廃合。事務処理などの後方業務の共通化も進める。三菱UFJニコスはクレジットカード事業へのシフトを進めており、収益に占める信販事業の比率は5%程度まで低下していた。
(日経新聞)
