三菱UFJフィナンシャル・グループは20日、傘下の信販・カード事業を再編する方針を固めた。三菱UFJニコスの信販部門を切り離して信販大手ジャックスに譲渡し、三菱UFJニコスはクレジットカード事業に特化する方向で調整している。
信販会社は、キャッシング(個人向け無担保ローン)を収益源としてきたが、上限金利引き下げを柱とする改正貸金業法が昨年12月に成立した影響で経営環境が急速に悪化している。三菱UFJは信販部門を一本化することで経営効率を高め収益力改善を目指す。三菱UFJは、親密だった信販大手セントラルファイナンスがグループを離脱し三井住友フィナンシャルグループ入りしたことに危機感を持ち、信販・カード事業強化を模索していた。ジャックスへの出資比率(昨年9月末で約4・7%)を高めることも検討するとみられる。
(読売新聞)
